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未経験からケアマネを目指すなら介護福祉士を取ろう!

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未経験からケアマネを目指すなら介護福祉士を取ろう ケアマネ試験勉強法

介護の仕事に興味があるんだけど、未経験からケアマネって目指せる?

ケアマネ資格を得るためには、所定の国家資格と5年の実務経験が必要です。

そのため、未経験者がいきなりケアマネになることはできません。

それなら未経験者の私はケアマネになれないのね…

しかし、まだあきらめるのは早いですよ!

ケアマネになるために必要な国家資格の中には、未経験者からでも取得しやすい資格があります。

その資格の名は、介護福祉士

介護職のスペシャリストである介護福祉士は、介護職唯一の国家資格なんです。

介護福祉士なら、3年の実務経験と実務者研修を修了すれば受験することができます。

しかも、合格率は7割と高く、一発合格も夢じゃありません。

中村楓
中村楓

私も一発合格でしたし、周りの同僚や先輩後輩も、ほとんどが一発合格でした。

未経験からケアマネを目指すなら、ぜひ介護福祉士を取得しましょう!

この記事では、未経験からケアマネを目指すのに介護福祉士をおすすめする理由と、介護福祉士資格の取得方法についてお伝えします。

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介護福祉士は介護職唯一の国家資格

介護福祉士は介護職唯一の国家資格

介護福祉士とは、介護に関わる仕事において、根拠に基づいた介護を実践するだけの知識と技術を持ち合わせたことを証明する資格です。

いわば、介護職のスペシャリストであり、介護職唯一の国家資格となっています。

介護の仕事というと、どんな仕事を思い浮かべますか?

お風呂に入れたり、オムツを変えたり、食事を食べさせたりするイメージがあるね。

うちの母のところに来るヘルパーさんは、掃除や洗濯、料理をしてくれてるわ。

お風呂や排泄、食事の介助といった身体的介助や、掃除や洗濯、料理などの生活支援といった直接的な介助を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

しかし、介護福祉士の仕事は、直接的な介助だけにとどまりません。

直接的な介助を行いながら、利用者のニーズを把握し、その人らしい生活や生き方ができるよう、支援していくことこそが、介護福祉士に与えられた役割なのです。

この視点は、ケアマネにも必要不可欠なものであり、将来ケアマネになったときに活かされる特性ともいえるでしょう。

ケアマネの合格者のうち、6割は介護福祉士と言う結果からしても、介護福祉士はケアマネに有利な資格といえます。

中村楓
中村楓

私も未経験から介護福祉士になり、ケアマネになりました。

ケアマネになってみると、介護福祉士として培った経験や知識、技術が役立つ場面が多いなと感じています。

実際に、ご家族に「思いをわかってくれて本当に嬉しいです」と涙ながらに言われたこともあり、介護福祉士の経験があったからこそ、ご家族の辛さや葛藤に寄り添えたのではないかと思っています。

未経験からケアマネを目指すのであれば、介護福祉士を取得するのが一番の近道といえるでしょう。

介護福祉士をオススメする3つの理由

介護福祉士おすすめの3つのポイント

未経験からケアマネをめざすのであれば、介護福祉士を取得するのが一番です。

私が介護福祉士をオススメするのには、次の3つの理由があります。

介護福祉士は働きながら受験資格が得られる

国家資格の多くは、学校に通って受験資格を得るパターンとなっています。

医師や薬剤師だと、大学で学んで合格しなければ、資格を得て仕事をすることができません。

看護師さんの中には、働きながら学校に通う人もいますよね。

中村楓
中村楓

看護師さんは働きながら資格が取れますが、必ず学校に通う必要があります。

一方、介護福祉士は、3年の実務経験と実務者研修を修了すれば、学校に行かずとも受験資格が得られます。

介護業界は未経験者を歓迎しているところが多いため、異業種からの転職や主婦でも参入しやすい業種です。

そのため、未経験から始めても3年の実務経験が積みやすいんです!

未経験から介護の仕事を探すなら、求人サイトをぜひ活用しましょう。

下記のサイトなら、求人情報だけでなく、転職に役立つ情報も満載で勉強になりますよ。

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介護福祉士の受験資格となる実務者研修は、誰でも受講ができる点も、未経験者にオススメしたいポイントです。

実務者研修には、通信講座と通学講座があり、職場によっては受講費の補助をしてもらえることがあります。

また、自治体では実務者研修の資格取得を支援する以下の制度があります。

介護福祉士実務者研修受講資金貸付事業
実務者研修に必要な費用を貸し付け、既定の要件を満たすことによって返済が免除される制度

介護人材資格取得支援事業
実務者研修修了後に受講料等の一部がキャッシュバックされる制度

この制度はどちらも、すでに介護施設等で働いている人が対象となります。

このほかに、ひとり親を対象とした「自立支援教育訓練給付金」と言う制度もあります。

さらに、実務者研修は教育訓練給付金の対象となっていることがほとんどです。

教育訓練給付金の詳細はこちらの記事を参考にしてくださいね。

このように、実務者研修は費用はかかるものの、支援制度も充実しているので、受講費用は想定よりも抑えることができるでしょう。

この前仕事を辞めたばかりで、これから仕事を探そうと思っているんだけど……。

これから仕事を探す人であれば、ぜひ職業訓練を利用してみてください。

費用が抑えられるだけでなく、受講後には就職に関するアドバイスも受けられるので、実務経験を積める環境を整えることができますよ。

介護福祉士の合格率は7割で合格しやすい

介護福祉士試験は合格率が7割と比較的高く、一発合格が目指せる試験です。

合格基準も正答率6割程度となっているため、難易度はそれほど高くありません。

11科目群すべてで得点しなければなりませんが、しっかり勉強しておけば問題ないでしょう。

中村楓
中村楓

介護福祉士の受験資格が得られる3年間でゆっくりと勉強していけば、ほぼ確実に合格できますよ。

また、以前は必須だった実技試験も、実務者研修の義務付けが始まってからは免除になっています。

筆記試験に注力するだけでよくなったため、合格するハードルが下がったともいえるでしょう。

ケアマネの6割は介護福祉士

将来ケアマネを目指したい人にとって、介護福祉士を取ることがケアマネに役立つかどうかは気になるポイントですよね。

介護福祉士は、ケアマネにはとても有利な資格です。

実際に、ケアマネに合格した人の6割は介護福祉士の資格を持っています。

働いているケアマネのうち、7割が介護福祉士であることからも、介護福祉士とケアマネの親和性は高いといえるでしょう。

中村楓
中村楓

私も介護福祉士ですし、周りも介護福祉士が多い印象です。

介護福祉士になるには3年の実務経験と実務者研修が必要

介護福祉士受験資格

介護福祉士になるには、どうすればいいのかな?

介護福祉士になるためには、介護福祉士試験を受ける必要があります。

介護福祉士になるルートには次の4つの種類があります。

介護福祉士4ルート
引用:公益財団法人社会福祉振興・試験センター「介護福祉士国家試験」

このうち、未経験から介護福祉士をめざすなら、オススメは実務経験ルートです。

実務経験ルートの場合、3年の実務経験実務者研修の資格が必要となります。

介護福祉士になるための実務経験を積む方法

介護福祉士になるためには、実務経験となる職種に従事することと、その職種で3年以上の実務経験を満たす必要があります。

同じような介護職でも、働く職場によっては要件を見たさないことがあるため、注意しましょう。

実務経験となる職種

実務経験に該当する職種は、基本的に直接的に介護に関わる職種となります。

業種は大きく分けて、児童福祉分野・高齢者分野・障害分野に分かれます。

ここでは、未経験者が関わることが多い高齢者分野および障害分野のうち、実務経験として認められる職種を紹介します。

〇実務経験と認められる職種

・介護施設や高齢者向け通所施設などで働き、直接介護に携わる介護職員

・障害施設や障害通所施設などで働き、直接介護に関わる支援員

・訪問介護のヘルパー(高齢、障害ともにOK)

実務経験として認められない職種

直接介護に携わらない事務員や調理員、送迎スタッフなど

・訪問介護のサービス提供責任者

直接介護に携わらない障害分野の生活支援員

送迎スタッフの場合、基本的には実務経験と認められませんが、主たる業務が介護業務だった場合は、認められることがあります。

送迎スタッフとして勤務していて介護福祉士を受験したい場合には、事業所に直接該当するかどうかを確認しましょう。

また、気を付けたいのが病院勤務の看護助手です。

病院勤務の場合は、所属する病院の種類によって該当する場合と該当しない場合があります。

中核病院の場合は、該当しないケースが多く、後方支援病院にあたるリハビリ系の病院などは、該当するケースがあります。

病院で働いている場合は、勤務先に介護福祉士の実務要件を満たすかどうかを確認してください。

3年以上の実務経験

介護福祉士になるために必要な実務経験は、

「従業期間3年以上(1095日以上)」かつ「従事日数540日以上」

となっています。

従業期間とは、実務経験となる施設(事業)および職種で在籍している期間を指し、産休や育休などの休職期間も含まれます

一方、従事日数は、実際に介護の業務に従事した日数を指し、有給や特別休暇、出張などは除外されます。ただし、働いた時間は関係なく、日数で計算されます。

従業期間従事日数
定義実務経験として認められる事業および職種で在籍している日数実際に介護の業務に従事した日数
休職期間期間に含む期間に含まない

登録ヘルパーや派遣などで複数の事業所で働いている場合、同じ日に複数の場所で働いても、1日となります。

なお、この日数については、試験が実施される年度の3月31日までに満たせば大丈夫です。

ただし、見込での受験になるため、合格後には実務経験証明書を提出する必要があります。

実務者研修は誰でも受講できる

介護福祉士試験を受験するためには、実務者研修を修了する必要があります。

実務者研修の詳細については、けあタスケルさんのこちらの記事が詳しいので、ぜひ参考にしてくださいね。

実務経験ルートで介護福祉士試験を受験する場合、この実務者研修は試験年度の3月31日までに修了していなければなりません。

試験に合格していても、実務者研修が修了できていなければ、資格を取ることはできませんので注意してください。

実務者研修の学習期間は5~6か月に設定されていることが多いため、遅くとも試験年度の9月までに受講を開始しておきましょう。

実務者研修は全国でさまざまなスクールが実施しています。

通信講座が主流ですが、通学講座や職業訓練でも開講しています。

まずは資料請求を行い、自分に合うスクールを見つけて受講しましょう。

私のおすすめは、ユースタイルカレッジ。

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まとめ:未経験からケアマネを目指すなら介護福祉士を取ろう

未経験からケアマネを目指すためには、まず国家資格を取得する必要があります。

国家資格には色々な種類がありますが、今から介護の世界で頑張ろうと思っているなら、ぜひ介護福祉士を取得しましょう。

介護福祉士は、介護職のスペシャリストであり、ケアマネとの親和性も高い資格です。

国家資格の中では珍しく、実務経験で受験できる資格でもあり、年齢を重ねても取得しやすいのも大きな魅力といえます。

将来ケアマネを目指すのであれば、ぜひ介護福祉士を取りましょう。

この記事のまとめ

・未経験からケアマネを目指すなら、ケアマネと親和性の高い介護福祉士がオススメ

・介護福祉士は国家資格の中では合格率が高く難易度が低め

・介護福祉士は実務経験と実務者研修の資格で受験できる

・実務者研修は誰でも受講できる

ケアマネ試験の概要について知りたい方は、こちらの記事を読んでみてね。

介護福祉士の勉強にも役立つ、勉強環境の作り方や家事時短術の記事もおすすめです。

実務者研修について詳しく知りたい方はこちらの記事が参考になりますよ。

ケアマネの役割や仕事内容について知りたい方は、こちらの記事を読んでみて下さい。

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