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ケアマネ試験の受験資格を徹底解説【資格と経験が必須!】

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ケアマネ試験勉強法

自分にケアマネ試験の受験資格があるか知りたい。

どんな人がケアマネ試験を受験することができるの?

ケアマネを目指そうと思ったとき、まず気になるのが受験資格です。

というのも、ケアマネ試験は誰でも受けられるのではなく、受験できる人の範囲が決められているからです。

特に、2018年度からは、受験資格が大幅に変更になりました。

これまで受験できた人の一部は、2018年以降からは受験できなくなっています。

もし、資格要件を確認していなかったとしたら?

申し込みの時期になって「受験資格がなかった!」となってしまい、モチベーションも下がってしまいますよね。

申し込み直前になって、受験資格で焦らないようにするためには、事前に受験資格について知っておくことが大切です。

この記事では、現役ケアマネである筆者が、ケアマネ試験の受験資格について詳しく解説します。

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ケアマネ試験の受験資格には「国家資格」と「実務経験」が必要

アマネ試験の受験資格を得るためには、次の2つの条件を満たしておかなければなりません。

・国家資格保持者もしくは相談援助業務等従事者
・その資格もしくは業務の実務経験がある

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

国家資格保持者もしくは相談業務従事者

ケアマネ試験の受験資格があるのは、国家資格を取得している人と、相談業務に従事している人です。実際に受験が認められる国家資格と、相談業務は次の通りです。

国家資格

医師
歯科医師
薬剤師
保健師
助産師
看護師・准看護師
理学療法士
作業療法士
言語聴覚士
社会福祉士
精神保健福祉士
介護福祉士
視能訓練士
義肢装具士
歯科衛生士
あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師
柔道整復師
管理栄養士・栄養士

中村楓
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高齢者に関わることの多い医療職や福祉職の国家資格が中心です。

未経験からケアマネを目指すなら、介護福祉士がオススメです。

介護福祉士をオススメする理由と取得方法はこちらをご覧ください。

相談援助業務等従事者

生活相談員
・介護老人福祉施設・介護予防特定施設入居者生活介護
・地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護
・地域密着型特定施設入居者生活介護
・特定施設入居者生活介護
などの施設における業務

支援相談員
介護老人保健施設における業務

相談支援専門員
計画相談支援・障害児相談支援における業務

主任相談支援専門員
生活困窮者に対する自立相談支援事業における業務

中村楓
中村楓

相談業務従事者で受験する場合は、業務内容が該当しているかを確認しよう。

実務経験

ケアマネ試験の受験資格に必要な実務経験は、次の通りです。

・実務期間:通算5年以上
・実務日数:900日以上

ただし、を取得していたとしても、直接的な援助に含まれない教育業務・研究業務・事務・営業などに従事していた期間は、国家資格実務経験として含まれないため、実務期間・日数共にカウントできません。

また、産休を取得した期間がある場合、その期間は実務期間にはカウントできますが、実務日数からは除外されます。育休の場合は、実務期間と日数共にカウントできませんので、注意しましょう。

中村楓
中村楓

病気休暇や介護休暇は、育休と同じ扱いなので、その期間は実務経験から除外されます。

パートや複数の職場で同日勤務がある場合

パートやアルバイトなどの人の場合、その経験日数が上記の条件を満たしていれば受験が可能です。

中村楓
中村楓

経験年数の計算に、常勤非常勤は関係ありません。働いた日数で計算されます。

パートやアルバイトなどをしている人の場合、同じ日に別々のところで仕事をすることもありますよね。

その場合、同じ日の勤務は複数の会社であっても1日と計算します。ただし、日をまたぐ夜勤については、2日でカウントすることができます。

実務経験は受験日前日までカウントできる

申し込み時点で実務経験がなくても、受験日前日までに条件を満たせる場合には、受験資格を満たすとみなされます。

その場合、申込時には実務経験見込証明書を提出します。そして、合格後に改めて実務経験証明書を提出することになります。

実務経験については、こちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひ見てみてね。

ケアマネ試験の合格者は介護福祉士が6割

実際に合格したケアマネ試験合格者には、どういった資格の人が多いのでしょうか。

第26回(2023年度)試験合格者の資格割合を見てみましょう。

第26回介護支援専門員実務研修受講試験の実施状況について

引用:厚生労働省「第26回介護支援専門員実務研修受講試験の実施状況について

このように、介護福祉士が6割を占めており、次いで看護師・准看護師となっています。

私も第24回試験を受験し合格しましたが、その時には薬剤師さんや理学療法士さんもいました。

この結果から見ると、介護現場で直接高齢者に接する機会の多い資格を持っている人が、ケアマネを受験していることがわかりますね。

国家資格者と相談業務従事者では、どちらの方が合格者が多いの?

次に、国家資格者と相談従事者の割合をみてみましょう。

国家資格者と相談援助業務等従業者の割合

引用:厚生労働省「第26回介護支援専門員実務研修受講試験の実施状況について

こちらは、国家資格者が圧倒的に多いですね。

相談援助業務に携わっている人の多くは、何らかの国家資格を持っている人が多いため、このような結果になるのかもしれません。

ケアマネ試験の受験資格が2018年から大幅に変更

ケアマネ試験の受験資格は、実は2017年度までと2018年度からで大きく変わっています。ですから、先輩から聞いた受験資格と実際の受験資格が違うということもあるかもしれません。

特に、介護業務従事者の場合、受験資格がなくなっている人もいるので、注意が必要です。実際に変更になった点は、次の通りです。

介護福祉士以外の介護業務従事者は、実務経験日数を満たしていても受験ができなくなった

具体的には、以前は受験が可能であった、無資格で介護業務に携わる人初任者研修や実務者研修を修了している人などは、2018年度以降からは受験資格がなくなっています。

また、介護福祉士資格を取得している人であっても、介護福祉士になる以前の介護業務経験日数は実務経験にカウントできません。

介護福祉士資格を取得してから従事した分を、実務経験として計算していくこととなっていますので、注意しましょう。

まとめ:ケアマネ試験を受けるなら受験資格は必ず確認しておこう

この記事では、ケアマネ試験の受験資格について詳しく解説しました。

ケアマネ試験を受験するのであれば、まず自分に受験資格があるかは必ず確認しておくことが大切です。

受験資格が足りない人は、まず受験資格を満たすところからがんばっていきましょう。

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ケアマネになりたい人は、まずケアマネ試験の概要を知っておきましょう。

ケアマネ試験の概要について知りたい方はこちら

これからケアマネ試験を勉強するという人は、効率的に勉強できる方法を知って、一発合格を目指しましょう。

現役ケアマネが語る、ケアマネ試験の勉強法を知りたい人はこちら

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