ケアマネ試験って合格したらケアマネになれるの?
ケアマネ試験ってどんな試験で、どこでいつ試験があるんだろう?
ケアマネになるためには、ケアマネ試験を受験し合格しなければならない。
ケアマネに興味がある人なら、誰もが知っている事だと思います。
しかし、ケアマネ試験がどういう試験なのかについては、ざっくりとしかわからないという人も多いのではないでしょうか。
ケアマネ試験を受験するなら、なんのために行われる試験なのか、試験内容や合格率はどれくらいなのか、知っておくと、試験勉強のモチベーションにも繋がります。
そこで、この記事では、ケアマネ試験の概要について、5つのポイントに分けて解説していきます。
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ケアマネ試験はケアマネになるための研修を受けるための試験
ケアマネ試験は、正式名称を「介護支援専門員実務研修受講試験」といいます。
「介護支援専門員」とは、ケアマネの正式名称です。
ケアマネ試験は合格したからと言って、自動的にケアマネの資格を得られる試験ではありません。
ケアマネになるための研修を受けられるだけの知識が、受験生にあるかどうかを確認するための試験です。
そのため、ケアマネ試験には受験資格が設けられています。詳しい受験要件については、以下の記事に詳しく解説しています。
試験の受付方法や申し込み日程は自治体によって変わる
ケアマネ試験は、都道府県ごとに開催されます。試験日と合格発表日は、全国統一の日程で実施されます。
ところが、申し込みの日程や受付方法については、それぞれの自治体によって変わります。受験手数料も、自治体によって差があります。
受験するときには、必ず受験地の自治体で配られる受験要綱を見て、申込日程と受付方法、受験料を確認しましょう。
また、受験地にも注意が必要です。受験地は、受験資格の業務に従事している勤務地となります。
県境にお住まいの方で、自宅とは違う都道府県に勤務されている場合は、勤務地での受験となるので、注意しましょう。
ケアマネ試験の試験範囲は大きく分けて2つ
ケアマネ試験の試験範囲は、大きく分けると次の2種類あります。問題数は全60問です。
・介護支援分野
・保健医療福祉分野
介護支援分野は全25問、保健医療福祉分野は全35問となっています。問題は、5つの選択肢から当てはまるものを複数選ぶ形式です。
選んだものが全て正解しないと、得点となりません。
2018年度以前の試験では、保持資格によって免除科目がありましたが、現在はどの資格を持っていても免除はなく、受験生すべてが全60問を受験することになっています。
ケアマネ試験の合格基準は正答率7割
ケアマネ試験の合格基準は、正答率7割となっており、その年の問題の難易度で補正がかかります。「〇点取ったら必ず合格!」とはなりません。
また、この正答率は全体の正答率ではなく、分野それぞれで7割を取得する必要があります。
仮に介護保険分野で7割を取得できたとしても、残りの保健医療福祉分野で7割を満たさなければ、全体の回答率が7割を超えていても合格することはできません。
ケアマネ試験は難易度が高い【合格率20%前後】
ケアマネ試験は合格率が低く、難易度が高い資格と言われています。
この10年間の合格率を見てみても、20%に満たないことが多く、受験資格が見直された第21回(平成30年度)試験では、10.1%と過去最低の合格率となりました。
しかし、第24回(令和3年度)試験では、5年ぶりに合格率が20%を超え23.3%となり、過去10年で最も高くなっています。
第26回(令和5年度)の試験でも、合格率は21%となりました。
合格率は低いものの、全く合格できない試験ではなく、ポイントを押えた学習を積み重ねれば、合格の道は開けます。
ケアマネに合格する勉強法については、こちらの記事が参考になります。
まとめ:ケアマネ試験の概要を知ったうえで受験しよう
ケアマネ試験は都道府県ごとに実施ため、申し込み時期や受験料に違いがあります。
合格率は低いものの、ポイントを押えて地道に勉強していけば、合格できない試験ではありません。
ケアマネ試験に合格するためには、まず試験の概要を知り、試験対策を練ることから始めていきましょう。
これからケアマネ試験に挑戦するなら、あなたに合う勉強法を見つけて効率よく勉強することが大切です。
現役ケアマネがおすすめする合格する勉強法を知って、初めての受験でも一発合格を目指しましょう。
ケアマネの役割や仕事内容を詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてくださいね。
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