ケアマネ試験ってどれくらいの実務経験が必要なんだろう?
転職しているから、ケアマネ試験の実務経験を満たしているのか心配だわ。
ケアマネ試験の受験を考えているけど、必要な実務経験がどれくらいなのか、実務経験を満たしているのかと不安になっている人もいるのではないでしょうか?
ケアマネ試験に必要な実務経験は、保健医療福祉分野の国家資格を保持したうえで、関連した仕事で5年以上となっています。
具体的には、どんな国家資格が必要か知りたいです。
この記事では、実務経験として認められる国家資格と従事期間の数え方について、詳しく解説します。
ケアマネ試験に必要な実務経験について、しっかり学びましょう。
ケアマネ試験に必要な実務経験を積むなら、安心して働ける職場がいいですよね。
国内最大級の介護求人サイト「カイゴジョブ」なら、あなたにピッタリの職場が見つかります。
まずは、登録してみてね。
↓↓↓↓↓↓
介護福祉の求人情報17,000件。カイゴジョブ
ケアマネ試験の実務経験となる国家資格は20種類
ケアマネ試験の実務経験となるのは、保健医療福祉分野に関する国家資格です。
具体的には、介護福祉や看護師など20種類の資格が該当します。
それぞれの資格の取り方も知りたいです。
全20種類の資格と取得要件は以下の通りです。
資格名 | 資格取得要件 |
医師 | 医学部で学んだ後、医師国家試験合格し、2年以上臨床研修医の経験を積む |
歯科医師 | 歯学部もしくは医学部で学んだ後、歯科医師資格国家試験合格し、1年以上の研修を受ける |
薬剤師 | 薬学部で学んだ後、国家試験に合格 |
保健師 | 看護師免許と保健師免許の両方を取得(両方とも国家資格) |
助産師 | 看護師免許と助産師免許の両方を取得(両方とも国家資格) |
看護師 | 看護科や看護学校等で学び、看護師国家試験に合格 |
准看護師 | 准看護師養成校で学び、准看護師試験に合格 |
理学療法士 | 養成校で3年以上学び、国家試験に合格 |
作業療法士 | 養成校で3年以上学び、国家試験に合格 |
言語聴覚士 | 養成校で3年以上学び、国家試験に合格 |
社会福祉士 | 福祉系大学で学び国家試験に合格 福祉系短大、一般大学等で学び、養成校で一定期間学んだ後、国家試験に合格 一定期間の実務経験を経た後に養成校で学び、国家試験に合格 |
精神保健福祉士 | 福祉系大学で学び、国家試験に合格 福祉系短大で学び、1年以上の実務経験を経て国家試験に合格 一般大学、短大で学び、養成校もしくは実務経験を経て国家試験に合格 |
介護福祉士 | 実務経験3年以上、実務者研修取得し、国家試験合格 養成施設で学び、国家試験合格 福祉系高校で学び、国家試験合格 |
視能訓練士 | 養成校で学び、国家試験に合格 |
義肢装具士 | 養成校で学び、国家試験に合格 |
歯科衛生士 | 養成校で学び、国家試験に合格 |
柔道整復師 | 養成校で3年以上学び、国家試験に合格 |
あん摩マッサージ師 | 養成校で学び、国家試験に合格 |
はり師・きゅう師 | 養成校で学び、国家試験に合格 |
栄養士 | 養成校で学び、国家試験に合格 |
実際にケアマネとして活躍している人は、介護福祉士や看護師が多いのでオススメです。
介護医療分野の資格取得を目指すなら、ケア資格ナビが便利。
複数のスクールからまとめて資料請求ができるので、比較検討がしやすいですよ。
ケアマネ試験の実務経験は5年以上
ケアマネ試験を受けるためには、保健医療福祉分野の国家資格もしくは相談支援業務に就き、5年以上の実務経験が必要です。
ただし、従事期間が900日に満たない場合には、受験資格を得られませんので、注意しましょう。
ケアマネ試験を受けるためには、5年以上かつ900日以上の経験が必要なんですね。
なお、相談支援業務の実務経験として認められるのは、以下の4つに該当する場合です。
職種 | 認められる勤務先 |
生活相談員 | ・地域密着型を含む介護老人保健施設 ・地域密着型を含む特定施設入居者生活介護(介護予防含む) |
支援相談員 | ・介護老人保健施設 |
相談支援専門員 | ・障害者総合支援法第5条16項および児童福祉法第6条の2第6項に規定する事業 |
主任相談支援員 | ・生活困窮者自立支援法第27条第2項に規定する事業 |
相談支援業務の従事者でケアマネを目指す人は、上記の条件に当てはまるかを確認してくださいね。
ケアマネ試験の実務経験Q&A
ケアマネ試験の実務経験について、よく質問されることを3つ紹介します。
介護福祉士と相談員の経験を合算して5年でも実務経験としてみなされますか?
相談員の経験がケアマネ試験の受験資格に該当するものであれば、合算して5年あれば実務経験として認められます。
例えば、介護老人保健施設で介護福祉士として3年経験し、その後に特定施設入居者生活介護の生活相談員として2年働いていれば、受験資格があるとみなされます。
相談員の場合は、施設や職種によって実務経験になるかどうかが決まるので、必ず確認しておきましょう。
介護福祉士の資格はありますが事務員としての経験は実務経験になりますか?
介護福祉士の資格を持っていても、事務員として働いている場合は、残念ながら実務経験として認められません。
実務経験として認められるのは、国家資格に基づく業務です。
介護福祉士の場合は、施設の介護職員や訪問介護のヘルパーなど、介護業務に携わっていることが条件となります。
資格に基づく業務に携わっているかどうかが、実務経験として認められるカギとなります。
介護福祉士になる前の3年間の経験はケアマネ試験の実務経験に入れていいですか?
ケアマネの実務経験として認められるのは、国家資格取得後の実務経験です。
残念ながら、介護福祉士を取得する前の経験は、実務経験として認められません。
介護福祉士資格を取得してから5年経過すれば、ケアマネの受験資格が得られます。
介護職の場合、介護福祉士と他の資格で仕事内容は変わりません。
しかし、ケアマネの実務経験はあくまで介護福祉士資格での経験となるため、注意しましょう。
まとめ:ケアマネになるなら国家資格を取得し実務経験を積もう!
ケアマネを受験するためには、保健医療福祉分野の国家資格もしくは相談支援業務の実務経験が5年以上必要です。
国家資格を取得していない場合は、ケアマネの受験資格を取得するまで最低でも8年かかることになります。
ケアマネを目指すのであれば、まず国家資格取得を目指しましょう。
国家資格が取得できたら、あとは実務経験を積むだけです。
同じ職場で長く働けば、実務経験の計算も楽になりますよ。
国内最大級の介護求人サイト「カイゴジョブ」なら、あなたにピッタリの職場が見つかること間違いなし!
まずは登録してみてくださいね。